THE IDOLM@STER -アイドルマスター-#25の視聴感想です。
スタッフ。
ファン。
仲間。
ステージ。
絆。
大切だから大好きだから一緒にいよう――
■スタッフ
原作:バンダイナムコゲームス/キャラクター原案:窪岡俊之/監督・キャラクターデザイン:錦織敦史/シリーズ構成:待田堂子・錦織敦史/シリーズ演出:高雄統子/総作画監督:飯塚晴子・田 晃/色彩設計: 中島和子/美術監督:薄井久代/撮影監督:那須信司/音響監督:菊田浩巳/音楽:高田龍一(MONACA)/音楽プロデューサー:中川浩二(NBGI)/編集:三嶋章紀/制作: A-1 Pictures
■キャスト
天海春香:中村繪里子/星井美希:長谷川明子/如月千早:今井麻美/高槻やよい:仁後真耶子/萩原雪歩:浅倉杏美/菊地真:平田宏美/双海亜美・双海真美:下田麻美/水瀬伊織:釘宮理恵/三浦あずさ:たかはし智秋/四条貴音:原由実/我那覇響:沼倉愛美/秋月律子:若林直美 /
■OP&ED
第1クールOPテーマ
『READY!!』765PRO ALLSTARS
第2クールOPテーマ
『CHANGE!!!!』765PRO ALLSTARS
EDテーマ
#01:『The world is all one!!』765PRO ALLSTARS
#02:『ポジティブ!』水瀬伊織・高槻やよい
#03:『First Stage』萩原雪歩・菊池真
#04:『蒼い鳥(TV ARRANGE)』如月千早
#05:『MOONY』如月千早・三浦あずさ・菊地まこと・星井美希・我那覇響・秋月律子
#06:『THE IDOLM@STER』765PRO ALLSTARS
#07:『おはよう!!朝ご飯』高槻やよい
#08:『ハニカミ!ファーストバイト』竜宮小町(水瀬伊織・三浦あずさ・双海亜美)
#09:『黎明スターライン』双海亜美・双海真美
#10:『GO MY WAY!!』765PRO&876PRO ALLSTARS
#11:『START!!』天海春香
#12:『ショッキングな彼!』星井美希
#13:『i』765PRO ALLSTARS
#14:『Colorful Days』天海春香・星井美希・如月千早・双海亜美&真美・四条貴音・我那覇響
#15:『MEGARE!』765PRO ALLSTARS
#16:『Brand New Day!』我那覇響
#17:『チアリングレター』菊池真
#18:『魔法をかけて』秋月律子
#19:『風花』四条貴音
#20:『約束』如月千早・天海春香・星井美希・高槻やよい・萩原雪歩・菊池真・双海亜美&真美・水瀬伊織・三浦あずさ・四条貴音・我那覇響
#21:『空』音無小鳥
#22:『Happy Christmas』天海春香・如月千早・双海亜美&真美・三浦あずさ・四条貴音・我那覇響
#23:『見つめて(instrumental)』
#24:『まっすぐ』765PRO ALLSTARS
■アバン
ライヴ当日になってもPはまだ入院中ですかぁ……
アイドルたちのことが気になって仕方ないPは小鳥さんに真剣な目を向けてお願い!
……まさかのプロポーズか?!(違(マテ
そんな超展開は許されないワナ。まぁみんなの為に何か緊急企画でも考えたのでしょうね。
それにしても。
めっさあかるいなぁ!
OPがスッゴク明るく感じるよ!
アイマスはやっぱり弾けるように明るくないとね♪
■Aパート
多くの人たちの手を借りて準備が進んでいくステージ。
みんなも気合入り捲くりだけど……ここにはいないのです。Pの気持ちを考えても自分達の気持ちも残念で。
亜美真美の明るさがいいね!しかも何か企んでいるようで……りっちゃんが標的?となれば考えられるのはアレだね★強・制・出・演(笑
やっぱ名実共に春香と美希が765プロのツートップなんだなぁとシミジミしちゃうこの画ヅラ。
春香が以前まだ言葉にできなかった自分のアイドル論を確信したよう。
みんなと同じステージに立つこと。ファンがいて仲間がいること。楽しめるその瞬間こそがアイドル!
それは正に春香がアイドルを目指した原点だったかと思います。
シッカリと自信を持って言い切れるなら、その春香らしい夢を美希も認めるさ♪
さぁ社長の挨拶です。気合を入れますよ!
でもPのことになるとみんなちょっと沈んじゃう…だからって手品は謹んで遠慮したい!(笑
って!Pが小鳥さんに連れられてやってきた!?お願いってコレか!外出許可取らずに抜け出してきたんかいっ!!(苦笑
まぁその謝罪も心配も期待も願望も分からんではないけどね。
実際に本番を控えたみんなの表情を見て最高のステージなると確信できたみたい。
だから。
支えてくれるスタッフ。応援してくれるファン。苦楽を共にした仲間達の為にも。
「誰か一人でも欠けたらダメで、この全員で765プロなんだと思う。
団結した765プロはきっと無敵だ!一緒に最高のステージを創り上げよう!!」
そしてきっと負い目を感じてただろう春香もPが掛けてくれた言葉が嬉しくて泣き笑いですね。
もう痞えるものは何もないはず!あとは培ったものを思いっきり表現するだけだね!
そして……きっと輝く最高のステージへ!!
もうココからは書くことは何もないネ!ただ只ステージを堪能するだけだっ!!
はじける笑顔!一体の客席!!煌くステージ!!!
最高のパフォーマンスを表現して!
お客さんが、スタッフが、仲間が……総てがひとつになって創り上げていく!!
■Bパート
オープニングパフォーマンスが終ってMCですよ。
春香から美希へ、一人ひとり想いをリレーして〆は千早。ホント千早はいい表情するようになったよなぁ。
そして。
サプライズゲストに指名されたりっちゃん。なんという生贄か(笑
でもここで出て行かなかったらオンナが廃るってもんだ!嬉し恥ずかしりっちゃんアイドルとして再びゴー!!
……これってPの差し金だったんですかね?後押ししただけなのかな??なんにしてもいい仕事です(笑
成長したアイドルたちに社長も感慨深げですね。
だからといってここで夢の完成形としちゃうのは早計ですね。
まだまだ俺達の夢はこれからだ!!(笑
そして新曲『いつまでも、どこまでも』発表。
コレまでの名シーンと笑顔が満載のいいPVですね♪
それぞれの夢の種がひとつになって大樹に広がって。
その歌声はきっと世界の隅々にまで届くように、輝く夢を乗せていく……
やりきった感じの春香の表情が堪らんですね!
そして、やっぱりりっちゃんが可愛いです♪(笑
袖で感極まって泣いちゃった小鳥さん。貴女は今、泣いていい!泣いていいんだ!
貴女がみんなのファン第一号なんだから!貴女が居たからみんな精一杯できたんだ!!
っていうか、全員集合画が素敵過ぎて破壊力抜群なのですが!
やっとPが退院。みんなが帰るべき場所に全員集合ですよ。
このアクシデントは、自分を見詰め直し、Pの存在意義を考える機会になったようです。
転んでもタダで起きてたまるか765プロ!(ぉ
P不在の間に決まった驚きのニュースの数々!
生っすかが『生っすか!?レボリューション』として復活決定、ミュージカル全国公演決定、そして……事務所移転だとぉ!?
……ぶらっくうぇるかんぱにー?なんか怪しい名前の不動産会社だと思ったら倒産のニュースが!!(ぇ
しかも黒井社長の関与が噂されとるがな!ココに来てまたやらかしやがった!!スッカリ油断してましたよ(汗
でもさぁ……業界の範疇を越えたコレは警察沙汰になっちまうんじゃ(激汗
■ED〜Cパート?
うららかな春のひととき、みんなの笑顔がステキですね。
ってか、なんという豪華な花見デスカ!押しも押されぬアイドルが勢揃いですよ!?
周囲の人がビックリするでしょうに!大混乱必至じゃないかと思うのだけど!!(汗
おおっと!Pがあのサイフを使ってるじゃなイカ!退院祝いとして渡したのね。渡せてよかったね♪
でもそこにヤキモチ焼きが約一名。Pを賭けての美希と春香の勝負は見たくないなぁ(笑
日本酒の銘柄が『団結』ってのも分かってらっしゃいますね!社長!!(ぇ
そして。
ジュピターも頑張ってます。再び765プロと肩を並べる日もそう遠くなさそう。
876プロの3人も着実に一歩一歩前に進んでるみたい。
黒井社長は相変わらず。せいぜいお縄を頂戴しないようにしなさいな(汗
最後は全員揃って記念写真。社長に撮らせるってどーかと思うけど。にしてもPは、まったくもってモテモテだな!!(ぇ
この写真は是非ともホワイトボードに無造作に貼り付けるのではなく、765プロ第一期黄金期として飾ってあげてください(笑
『いっしょ』765PRO AKKSTARS
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
はい。最高の最終回だったのではないでしょうか。
やっぱりアイマスは明るいのがいい!シリアスだっていいけれど、暗いのだけはカンベンな!!
AパートのライヴシーンといいBパートのPVといい、個人的には言うことなしの最高のデキだと思います。
『READY!!&CHANGE!!!! SPECIAL EDITION』をホント楽しそうに嬉しそうに表現する765PRO ALLSTARSには、画面の中のファンたちと一緒になって応援したくなっちゃいましたね。
……掛け声なんてしてないよ!サビは一緒になってうたっちゃったけど!!(ぉ(マテ
『いつまでも、どこまでも』がPV的でライヴでなかったのはちょっと残念でしたが、それでもこれまでをフラッシュバックして、これからの夢を期待させる作りは充分に惹き付けられました。
できれば、もっともっとライヴシーンを見てみたい気がしますけど、それは無理な話。
2曲だけとはいえフルに表現してくれただけでも感謝でしょうか(笑
アニマスライヴ特番でも創ってくれないかと本気で願いたいところです(ぉ
で、今回。
何気に物語として視線が捉えたのは、春香と美希、そして千早でした。
みんなの中心として復活し、みんなを再び纏め上げた春香。
プロとしてアイドルとして、みんなをリードするような美希。
そんな二人を見守るように、一歩退いて後押しする千早。
3人の関係がそんな風だったように思います。
春香は基本的に始めから変わらず、美希は自由奔放から自覚を持つことで変わり、千早は孤高から絆を知り視野を広げた。
それぞれのポジションがかみ合ったことで765プロは自分達の持つ可能性を大きく廻し始めることができたのではないかなぁと感じたり。
春香が中心で引き付け、美希が方向性を示し、千早が繋がりを締めるような感じで。
何気にPとの関係性も強い3人だしな!(笑(ぉ(マテ
最後に改めてコレだけは言っておかないと!
りっちゃん!かわいいよ、りっちゃん♪
■総括
私のアイマス歴といえば、ゼノクラ視聴組で、ネット上のMADトカ、好きな作家さんの同人誌でトカ……原作となっているゲームは全くのノータッチという偏った立ち位置の視聴者だったわけですが。
徹頭徹尾、ある程度のラインどころか、かなり上位の部類として楽しむことができた作品だったと思います。
放送当初は、典型的萌えアニメのように各キャラ当番回一話完結式を基本として、ある意味作業的にキャラを消費していくだろうと正直思ってました。ホントごめんなさい。
第一話で示された『アイドルとは?』という基本的な問いを道筋として、様々な葛藤を描きながら最終話まで駆け抜けたのではないかと思います。
思い返せば一話でそれぞれが語っていたこの問いの答えは、回答としてどこかズレているモノでした。自分の目指すアイドル像をブレずに見据えていたように見える春香でさえも「小さな頃からの夢」という漠然としたモノ。それがアイドルとして活動する中で、原点を思い出し、力の限り努力して、現実と理想のズレに悩み、その上で確固とした理想像を描き“具体的な夢”へと昇華しています。
他のキャラも道のりは違えどアイドルとして活動していく中で大きく意識を変化させていったことは間違いないでしょう。
それ故にどのキャラクターもとても魅力的で活き活きと、限られた時間の中で十全に描かれていたのは間違いなと思います。アイマスはホントにスタッフに愛されていると感じるところですね。
そして、やはり触れずにはいられないのは歌と踊りとライヴのシーンですね。
シリーズ中何度かそういったシーンがあったわけですが、どの回を取ってみてもアイマスの肝となるこの部分はとても気合が入っていたと思います。まぁこの最終話は中でも別格ですが(笑
そしてそういったシーンが描かれたときは必ず大きな成長と変化を遂げる重要な回だったとも思うのです。
ぱっと思いつく所では、気弱な雪歩が一歩踏み出した営業先のライヴシーンだったり、気侭だった美希がプロの意地を見せつけた台風ライヴのシーンだったり、深く傷付いた千早が声と絆を取り戻したライヴだったり……
他にもあると思いますが、どれを挙げてもとても印象深くて、ステージでの輝きがそのまま新たな魅力に変換されていったと思います。
そうキャラに対して思えるほどに、ライヴシーンでの書き込みやカメラワークやあれやこれやは、制作スタッフの本気を感じるモノばかりだったと思います。やっぱステージこそアイドルの華だものね(笑
あそこが良かったここが良かったと褒めるところは尽きないので、逆のところを……(ぉ
まぁ皆さん感じてたトコだとは思いますが……やっぱ961プロ関連の展開でしょう。どこを切り取ってもムカツクし余計な演出だったんじゃないかと、他の展開でも出来たでしょうと、思わざるを得ない。
ジュピターとの確執程度ならまだしも、下手すれば命に関わりそうなコトや警察沙汰確実なコトは幾らなんでも遣り過ぎだったなぁと。同じ業界内でかつての仲間というなら尚更ね。
あとはキャラごとのプッシュ具合の差でしょうか。
まぁ限られた回数の中である程度絞らざるを得ないのは仕方ないのですが……
なかでもあまりに響が可哀想だった気がしてなりません(ぉ
でもまぁ最後に『またね』とあったわけで。きっと何らかの展開の可能性がアニマスにあると思っていましょうか(笑
そこで隠れてしまっていたキャラたちに活躍の場があると信じましょう!(ぉ
あと個人的なことですが、放送開始当初はゼノクラの影響が大きく、やよい・りっちゃん・いおりんがお気に入りだった訳ですが。
この正統派(?)アイマスを見終わった段階では、千早・美希・りっちゃんに非常に惹かれるようになりました。
千早のひたむきさと取り戻した笑顔、美希のプロとしての覚悟と無邪気さ……どちらも卑怯なほどにステキだと思いますですよ。あとりっちゃんは存在の全てがジャスティスですから(ぉ
別にやよいやいおりんの評価が下がったわけではアリマセン。やよいが時折見せる表情仕種には可能性を感じさせますし、いおりんは何気に努力に努力を重ねて本格派になっていきそうな予感がします(笑
……まぁやよいはあのお姉さんキャラから変わりすぎなんですよね(苦笑
おおっと!なんかめっさ長くなってしまった(汗
まぁそれだけこの作品がお気に入りになったということで勘弁してください。
兎に角。
全てのアイドルたちの魅力を可能な限り引き出そうというスタッフの愛情が溢れ出た作品だといえるでしょう。
まぁ中には空回りしてしまった感が否めない回もありましたがそれはご愛嬌。創り出す側が本気だからファンもめげずに信じて付いていき、見事に大団円となったのだと思います。
この作品に関わった全てのキャスト・スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
最後に表示された『またね!』を信じて……ありがとうございました!
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