たまゆら〜hitotose〜 #10の視聴感想です。
夢。
悩み。
置いてけ堀。
戦場カメラマン。
幼馴染。
やりたいこと。
私たちの今はここにあるんだ――
■スタッフ
原作・監督・シリーズ構成:佐藤順一/脚本:吉田玲子・浦畑達彦・山田由香・池田眞美子/キャラクターデザイン:飯塚晴子/作画監督:渡辺はじめ/美術:田尻健一/色彩設計:川上善美/音楽制作:フライングドッグ/制作:TYOアニメーションズ/製作:たまゆら製作委員会/
■キャスト
沢渡楓:竹達彩奈/塙かおる:阿澄佳奈/岡崎のりえ:井口裕香/桜田麻音:儀武ゆう子/志保美りほ:葉月絵理乃/塙さよみ:大原さやか/沢渡香:宮本佳那子/ももねこ:福井裕佳梨/三次ちひろ:寿美菜子/篠田こまち:広橋涼/楓の母:緒方恵美/楓の祖母:松尾佳子/「ほぼろ」店主:松来未祐/写真館オーナー:中田譲治
■OP&ED
OPテーマ:『おかえりなさい』坂本真綾
EDテーマ:『神様のいたずら』中島愛
■アバン
オンナノコが長い髪を括る仕種っていいよね〜♪
しっかり者のかおたんが作るお手製ポプリ。今度の日曜は材料調達へ行こう♪
■Aパート
のんびりまったりねむねむ〜(笑
お昼のぽっかぽかなひととき、かおたんはみんなを誘ってみるけど、既に予定が入っておりました。
麻音はサイン会に、のりえちゃんはたまゆらで新作スイーツお手伝い、ぽっては志保美さんの手伝いをしながら見学……
ぐっと我慢してにこやかに送り出しちゃうのがかおたんでありますが……
その様子がいつもと違う?幼馴染のりえちゃんだけは感じ取ったよう。きっとかおたん本人も気付いていない変化みたいですヨ。
新作ポプリのアイデアがあぐれっしぶ過ぎですから!(笑
ふと、ちくりと感じる痛み。みんなは夢に向かって動き出しているのに自分は……
確かにポプリ職人というのは厳しいわな。香の道ならもっと視野を広げて『ネ』なんてどうだい?(ぉ(マテ
悩み多き思春期少女の心中など吹き飛ばす暴風お姉ちゃん来襲!(ぉ
さよみお姉ちゃんは、またもやプチ秘境探検に繰り出そうと候補地の相談に来ましたか(苦笑
だけどかおたんは、お姉ちゃんを牽制。置いてけ堀を食らったような寂しさと、みんなの邪魔はさせないという優しさと、少しの苛立ちを綯い交ぜにしたようでフクザツですかね。
かおたん…人生に悩み中……
言いようのない不安なポテッと不貞寝も可愛くてなぁ(ぉ
――翌朝。
みんなかおたんのことが心配で仕方なかったみたい。
ぽっても麻音ものりえちゃんも改めてかおたんを誘ってくれます。
でも今のかおたんにはその優しさがツライのかも…プチ秘境に付き合うなんていうデマカセまで……(汗
きっと夢への邪魔をしたくないという想いと路に迷う不安からの勢いだったのだろうけど……
これは重症ですね。本人が平静を装っているほどに装えてないところがマズイかと(ぉ
ももねこ様大人気だ!
まさかももねこ様の歌まであるなんて!(笑
ももねこ様はただのねこじゃないんだ!ももねこなんだ!!(ぉ
――放課後。
みんなの結論はやっぱ変!かおたんのことが心配!!力になりたいの!!!
のりえちゃんなんかさよみお姉ちゃんに連絡とって裏取りまでしてやがる周到さ。幼馴染のことはクルッとマルッとお見通しさっ!(ただ心配なだけです
かおたんかおたん言われてまったくツッコミ入れないとこはカナリの重症だと思ったさ。のりえちゃんナイス指摘だねっ。
遂に一触即発の大ゲンカかと思ったそのとき……
パシャッ……?
今、ぱしゃっていった…場にそぐわぬマヌケな音はこまちちゃんのシャッター音でしたか(笑
タイミング的にはナイス乱入なわけだけど「ファイッ!」って、煽るなや!(笑
どうやらぽってのほんわか写真に憧れつつも、越える為に別路線に走ったみたいです。
目指せ町の戦場カメラマン!戦いの瞬間は全て我がフレームの中に!!争いが私を呼んでいるっ!!!(ぉ
まさかこまちちゃんがこんな和みキャラになってしまうとは……予想外です〜(笑
たまゆらでは貴重なお風呂名シーンですよ〜♪
みんなに心配かけまいとして逆にギクシャクさせてしまった自分に自己嫌悪。
自分で答えを見つけなければいけないことだけど、抱え込む必要のないことなんだけどなぁ……まぁ悩め乙女よ!(ぉ
ということで、きっとイロイロ気付いてる気もするさよみお姉ちゃん。お風呂乱入もお手の物。泡ビキニは是非見せて下さい(土下座(マテ
――そして、日曜日。
それぞろ目的地に向うみんなはかおたんへの心配が拭えなくて……
何とか元気付けようとメール送信!!!あくまでも普通ないつもどおりの文面で。
その優しいメールがかおたんの心に光を差し込む!私が今やりたいことは――
■Bパート
さよみお姉ちゃん遂に動く!かおたんに竹酢液ケロロ水鉄砲で脅し連行!?
街中をもそのカッコで歩く恥かしさを噛み締めながら向かった先はcafeたまゆら。
ソコにはみんなが同じ想いのお姉ちゃんの集合に参じておりました。これはもうかおたん観念ですな。
かおたんのためのサプライズお茶会。
みんなのこれでもかという優しさに触れて、かおたんは謝罪と心中を吐露。
かおたんが抱えていた悩みは、みんなそれぞれが思い悩みながらも次の一歩を踏み出していることでした。
かおたんらしい優しさと、かおたんらしい気遣いに、のりえちゃん怒髪天モード発動!(えー
だからこそ、幼馴染である自分にくらい遠慮はしてほしくなかった訳で。のりえちゃんの口から次から次へと正論が発せられたことに驚いたわぁ(マテ
悩んでる友達のことを邪険にするような娘はココにはいませんもの。ヒト(仲間・他人)に気を使ってばっかじゃ駄目ですよね。
そして思い出す幼稚園の頃のこと――
まぁ詳細は省くとして(ぉ
のりえちゃんの最悪な思い出がかおたんのお陰で特別な思い出になったこと。
そう……魔法美少女かおたんは最強なのです!(笑
それはそれとして(ぉ
別々の場所に居てもどこかで繋がっていると気付かせてくれた3人からのメール。
それを見たから“みんなでひとつのことをやりたい!”と思ったこと。
そして思いついたやりたいことは――
私たち展(仮)
写真展に自作スイーツ、口笛ライブ……自分達に今できる精一杯を表現したい!
どうやら塙家の血筋は基本あぐれっしぶのようで既に場所を確保済み!?(えー
「……ここならバッチリでしょ!」
なかなか風情のあるいい場所を確保したものですね。暮れの12月30日なら使用可能とみんな乗り気で企画の歯車が回りだしたようです。
「この先何かが変わっても、今ここにみんなといることは変わらないから。
今できる何かを残したい。この場所で……」
ぽってが志保美さんの関わりから感じた人に見てもらうというドキドキハラハラなスゴイこと。
みんなで共有するきっとトクベツになるであろう想像もつかない夢の一日。
きっとここに創り出すユメノカタチがそれぞれの原点になっていくのではないかなぁ……なんて。
「夢の行き先は、いつか変わるかもしれないけれど、私たちの今はここにあるんだ」
なんというかこれまで描いてきた集大成が“私たち展(仮)”当日に描かれそうでありますネ。
このセリフが言われた瞬間に“夢・未来”を描いたこれまでのシーンがフラッシュバックしたでありますよ。
■Cパート
“私たち展(仮)”に燃えているのは分かるけど……
インパクト重視だろうがこれじゃぁ……
「なんか」「こわい」「不合格!」
正にかおたんの言うとおりですな!(笑
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
悩め悩め青少年!そんな風に悩めるのはその時期だけだぞっ(笑
悩んで悩んで実行して失敗して立ち止まって起き上がって踏み出して成功してまた転んで……それが許される大事な時期ですよ♪
ポプリが……香が好きだからって、それを職業にする必要なんてない。趣味に留めることだってできる。
ポプリだけが香の仕事でもない。匂いの仕事だっていろんなモノがある。商品を売ったり、香を作ったり、原料を調達したり……数え切れないほどに。
絵が好きで雑誌に載るほどのイラストレーターが喫茶店主になったり、お好み焼き屋になっている。
個展を開くほどに認められたカメラマンが題材に迷い、悩み、次の切符の宛を探してる。
将来のことなんて誰にも分からない。今やりたいと思うことをやって見ればいい。そうすれば何かが見えるかもしれない。
変わることも変わらないこともどちらも大事だということ。
傍にいても離れていてもきっと始まりになる原点があるはずだから。
最初の一歩は必ずソコから、大きく繋がって広がっていくのだから。
宛てのない切符はみんながそれぞれ持っているのです。
どう使うかは自分次第……なんですよね(笑