Fate/Zero #03の視聴感想です。
無聊。
麗人。
弟子。
姫。
騎士。
帰りたい…イギリスに帰りたい……
■スタッフ
原作:虚淵玄(ニトロプラス)・TYPE-MOON/監督:あおきえい/キャラクター原案:武内崇/キャラクターデザイン:須藤友徳・碇谷敦/色彩設計:千葉絵美/美術監督:衛藤功二/撮影監督:寺尾優一/3D監督:宍戸幸次郎/音楽:梶浦由記/アニメーション制作:ufotable
■キャスト
衛宮切嗣:小山力也/セイバー:川澄綾子/アイリスフィール:大原さやか/遠坂時臣:速水奨/アーチャー:関智一/言峰綺礼:中田譲治/アサシン:阿部彬名/ケイネス・エルメロイ・アーチボルト:山崎たくみ/ランサー:緑川光/ウェイバー・ベルベット:浪川大輔/ライダー:大塚明夫/雨生龍之介:石田彰/キャスター:鶴岡聡/間桐雁夜:新垣樽助/バーサーカー:置鮎龍太郎
■OP&ED
OP:『oath sign』LiSA
ED:『MEMORIA』藍井エイル
■アバン
王の中の王である英雄王・ギルガメッシュとマスター・時臣さん、どう見ても立場が逆転してるであります(笑
まぁ口車だろうが口八丁だろうが機嫌を損なうわけにはいかないものね。かといって、媚び諂えばマスターだろうが、抹殺されるかもだし。この御方との付き合いは按排が大切です(ぉ
気苦労は察するけど、もし単独行動可能なアーチャーでなかったら「時臣、着いて参れ」トカ言われて今以上に振り回されるのは目に見えてるような……(ぇ
■Aパート
早速の一組脱落で喜びが止まらないウェイバーくん。キミハアマスギルデスヨ(笑
ヤル気無さげにケツを掻きながらせんべい食って世界戦略に想いを馳せるイスカンダルさん。アメリカに目を付けるとはさすが征服王ですネ。とはいえやはり先立つものは軍資金ですなぁ(苦笑
でも、征服王イスカンダルvs第七艦隊トカ見てみたいよね(マテ
それはそれとして聖杯戦争。
豪胆なまでにアサシンなんぞに興味はなし!知るべくは敢えて宝具を放った黄金のサーヴァントの情報だが…未熟ウェイバー何がなにやらだったとさ(ぉ
じゃぁデコピンくらいのオシオキは仕方ないかと。威力はハンパないでしょうが……(ぉ(南無
とはいえ、イスカンダルの言うところの宝具の定義から逸脱している印象を持ったのは褒めるところでしょうね。
「食事にセックス、眠りに戦……何事につけても存分に楽しみ抜く。それが人生の秘訣というものであろう」
平然とのたまきながら体現してきた漢・イスカンダル、更に知性も情緒も兼ね備えるそんな貴方に痺れる!憧れる!
えっと…確かウェイバーくんはよっつの内ふたつは未経験でしたね。それはどれかって?言わずもがな……(ぉ
聖堂教会の監督役・言峰璃正に保護を求める言峰綺礼さん。いっつ茶番デスネ(苦笑
早速の敗退を他のマスターに見せ付け、影の陰に潜り深い闇から黄金のサーヴァントを援護する……
瞬殺されたアサシンと同じ仮面を被った影が女の実体を形取り、次々と影がアサシンの姿を成していく。
アサシンのサーヴァントとは何なのか?英霊・ハサンとはいったいどんな歴史を背負う人物なのでしょう?
ところで。
璃正は単純に奇跡の成就を見届けたいだけなのかね。とりあえず綺礼の真意看破にダイスを振れ(マテ
それにしても近年希に見る胡散臭さ爆発の親子の会話でございました(笑
■Bパート
日本に到着した二人の美女。深窓の令嬢アイリと男装の麗人セイバー!某アイドルな菊池真が目指すべき究極がココに!!(マテ
騎乗スキルゆえに操縦に絶対の自信を見せるセイバーさんがジャンボのコックピットを見たらなんというか見てみたい。鞍も手綱もどこにもありませんぞ(笑
ところで、セイバーのというかアルトリアの特殊性というか、現界時制約?誤算?について触れなくていいのかなぁ……別のところで触れるのかもだけど。
既に冬樹の地に潜伏している切嗣とは最低限の作戦を決めてあるらしい。今すべきことは……行き当たりバッタリ姿を見せつけよう!(ぇ
「私ね、初めてなの……」
優しくサセていただきます!(マテ
あの白き城で籠の鳥として過ごしてきた人形。切嗣との出逢いがアイリの全てを変えたと言っても過言ではないでしょう。
アイリの半生にセイバーでさえも同情を禁じえない。だからこそ……騎士として同性としてエスコートを買って出るセイバーさん男前♪
で、タラップから車中、夜の海と一気に流れてしまった訳ですが。
奇跡のカップルを目にした街行く人々の反応を是非見たかったですね。優雅にして華麗、慎ましくも明朗な二人の姿を……
潜伏した切嗣は行動開始。まずは久宇舞弥の元に。
アイリとセイバーの行動はマスターを誤認させることが目的。これが実直なセイバーをセイバーらしく活動させる最良な方法と判断したようです。
遠坂邸でのアサシン脱落の情報は切嗣・舞弥共に意見の一致を見たようです。きっと裏があると。しかもマスターが綺礼と知れば切嗣の推測は確信に変わり、タブーとされる聖堂教会への監視も敢えて行うよう指示。
舞弥に用意させた各種銃火器を一通りチェックし、仕舞いに預けてあった切嗣の魔術礼装を手に取り感触を確かめるが……
やはりブランクが長すぎたのか、幸福というぬるま湯に浸かり過ぎたのか……扱いに衰えが!?(え
「そこのワルサーよりも、イリヤの体重は軽いんだ。もう8歳になるのに……」
その言葉の真の意味と父親としての顔……それはあまりにも重くて、胸を抉られる想いですね。
しかしそれは魔術師としては弱さに他ならず……舞弥は徐にキス。でもそれは機械的で所謂ショック療法といえるかもしれない。
まぁパッと見だと愛人にしか見えないかもだけど!切嗣のバカな目的には愛人なんて必要ないのだから。
夜の海を見て「夜空の合わせ鏡みたい」なんてサラッと言っちゃうアイリに惚れないはずがない!
「今日のあなたはとっても素敵なナイトだったわよ」
「光栄です。姫」
波と戯れるアイリが楽しそうで嬉しそうでずっとその姿を見ていたくなります。
そんなアイリをエスコートしたのが、女を捨てたセイバーだというのがまた皮肉めいてるじゃないですか……(寂
「切嗣と街を歩きたかったのではないですか?」
「あの人は幸福であることに苦痛を感じてしまう人だから」
おそらく何気なく訊いたセイバーの問いへのアイリの答えをどう感じ取ったのだろう……
切嗣の二面性の素の部分へと徐々に近付いていっているのでしょうか……
「お招きに預かるとする?」
「望むところです」
敵のサーヴァントの気配から誘われていることを察したセイバー。
セイバーに劣らずアイリもヤル気充分ですね!
「帰りたい…イギリスに帰りたい……」
ヘタレウェイバー降臨!豪胆ライダーは戦いの気配を早くも察知したようです。
つか『イリアス』の話はなしですか?イスカンダルの別の一面を知るにはどこかにサクッと挿入して欲しいところ。
ということで盛り上がってまいりました!!(デデン
そして……
誘いに応じたアイリ&セイバーの前に姿を現したのは槍使い……ランサー!
見た目は優男ながらも精悍な顔つき。興が乗らぬ縛りの上でも最低限の礼儀は貫き通す!
彼もやはり三大騎士クラスに恥じぬ漢のようです。しかし、姿を見せぬマスターについてはまた別であり策にご用心。つかランサーのマスターは彼しかいないわけで、その警戒は正解かと(笑
ランサーの目の事もスルーしちゃうのか描かれるのか気になるわけですが……
「アイリスフィール、私の背中は貴方にお任せします」
「わかったわセイバー、この私に勝利を」
「はい、必ずや!」
アイリとセイバーの信頼関係は何があっても揺るがなそうだぜっ!
第四次聖杯戦争・真の第一戦の火蓋が切られるっ!!
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
気になる描写がどんどん増えていきますね。
アサシンの英霊・ハサンの謎、切嗣・アイリ・舞弥の関係、セイバー騎乗スキルの可能性、ヘタレウェイバーとランサーのマスターの邂逅予定……
パッと思いついただけでこれだけあります。挙げていけばキリが無いのは間違いなし。
次回は本格的になるだろう直接対決も楽しみですが、個人的には知略の面が楽しくて仕方が無い。
現状を把握して分析し意図を読み、策略を練って敵の裏を掻き、また裏を読み、真意を巧みに利用する……
中にはきっと練りに練った神算鬼謀を知略ではなく碁盤をひっくり返すようなトンデモで打っ潰す輩も出てくるでしょう。
虚実入り乱れた武と智の戦いにワクワクが止まらないですネ!
で、雁夜おじちゃんはどーしたかなぁ……(ぉ
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ラベル:Fate/Zero