BLOOD-C #04の視聴感想です。
思考停止。
お弁当。
相談。
違和感。
長閑。
戦うことだけが成すべきことっ!
■スタッフ
原作:Production I.G ・CLAMP/ストーリー・キャラクター原案:CLAMP/原作監修:藤咲淳一/シリーズ構成:大川七瀬(CLAMP)/脚本:大川七瀬・藤咲淳一/監督:水島努/アニメーションキャラクターデザイン:黄瀬和哉/総作画監督:後藤隆幸/美術監督:小倉宏昌(小倉工房)/コンセプトデザイン:塩谷直義/美術設定:金平和茂(KUSANAGI)/『古きもの』デザイン:篠田知宏/プロップデザイン:幸田直子/色彩設計:境成美/3DCGI:塚本倫基/特殊効果:村上正博/撮影監督:荒井栄児/編集:植松淳一/音響監督:岩浪美和/音響制作:グロービジョン/音楽:佐藤直紀/音楽制作:アニプレックス/アニメーション制作:Production I.G/製作:Project BLOOD-C TV/
■キャスト
更衣小夜:水樹奈々/更衣唯芳:藤原啓治/七原文人:野島健児/網埜優花:浅野真澄/求衛のの・ねね:福圓美里/鞆総逸樹:阿部敦/時真慎一郎:鈴木達央/筒鳥香奈子:宮川美保/
■OP&ED
OPテーマ:『spiral』DUSTZ
EDテーマ:『純潔パラドックス』水樹奈々
■Aパート
古きものについて小夜はあまりに知らなさ過ぎる感じですね。
お父さまは身体の怪我は勿論のこと、心についても心配しているようですが……
「古きものたちの繰言に迷ってはいけない」
その一言で小夜は思考停止してしまいました。お父様を盲目的に信じてる小夜だけど、お父さまは何かを知っている感じがします。
穏やかな毎日♪という歌も街の人に犠牲者が出た以上長続きしないよね。きっと……
長閑な学校だけれど、ほんの少し異質の話題が……パン屋の主人は失踪という認識になっているようです。
その時、小夜の脳裏にはあの光が過ぎり“刃”を形作って消えていく。
ふと、あのお犬様を見つけた小夜は追いかけていって……犬も小夜も身軽過ぎ!ちょちょいっと木を登りやがった(汗
しかし小夜のバッグが引っ掛かって墜落!咄嗟に助けに入った時真だったけど…結果は小夜のニードロップを喰らって悶絶!(笑
昼食よりも昼寝だと言う時真。
「お腹が空くと悲しくなってしまいます!私がそうですから」
意外と押しが強いよね小夜って。何だかんだで互いに惹かれあっているのは一目瞭然かな。
……あ。優花たちのことスッカリ忘れてますよこの娘は(笑
で、結局相談相手は文人なのね(苦笑
出されたギモーブを口にした瞬間過ぎる…光が!刀が!鮮血が!!
「何かあったら言ってね。どんな小さな事でも……必ず」
胡散臭さ全開の文人さん。小夜へと差し伸べる手付きもイヤラシイよね(ぉ
また文人の独白な訳ですが……
強い感情として『憎悪』を挙げ、隠れはしても消えることはないと断言。
同様に強い感情として『愛情と信頼』を挙げる。それで上書することで憎悪を抑え込ませるという事でしょうかね。
小夜の記憶・感情を操作しているのかなぁ。やはりお父さまへの過度な信頼も感情や記憶のアンバランスも……(汗
小夜は『人々を守る』という想いに突き動かされ戦いへ赴く!
湖で何かしらの調査らしきことをしていた男たちに襲い掛かる3体の古きもの。今度はグリフォン型とセミの抜け殻みたいなの。
「……話が違う!」
何が?!コイツ等は古きものを知っている?戦う小夜を見ても平然としているし!!どうして!?(汗
つか!何故遠くに逃げずにそんな近くで休んでのさ!!アホかぁ!!!(激汗
再び狙われた男たちを助けに飛び込んだ小夜は背を溶かされ叩き付けられ……失神!!小夜敗北か!?(えー
それにしても前回と今回の必死さの違いはなんだろう?それも何かしらの意味がありそうですね。
■Bパート
意識を取り戻した小夜が見たのは人を貪り喰らう古きもの!
激情のままに立ち向かう小夜!しかし3体の古きものに翻弄されまくりですねぇ……
「我らを滅するのは、主か?」
グリフォン型の問い掛けを無視して刀を振り続けるも劣勢もいいところ。ヤヴァイ!
「戦の術を知らぬのか……?」
アッサリと背後を取られボロボロです。グリフォン型を本体とし古きものは連携の取れた攻撃を仕掛けてくる!!
「主らとて同じであろう?
上の者が下の者を動かし、動かしたい者の為にまた動く。しかし動かせぬ者はある。
……約定を守れ。……シュジキメンよ。……我らは我らの為に喰らう!
邪魔立てするのであれば主を喰らうまで!!」
「戦うことだけが成すべきことっ!!」
その使命に縛られるように古きものを討ち倒す!肉を切らせて骨を絶つように……
ボロボロになりながらも一人として助けることは叶わず……
返り血を浴び神社に戻った小夜は……
神社の様子に違和感を覚えているようであり、返り血の記憶もないようで……
お父様の姿を見たとたん安堵したように報告をしながら気を失い……
やはり小夜の記憶・感情には何か秘密がありそうです。
翌日、遅刻ギリギリオマケでセーフの小夜。
でも担任の香奈子先生は「何の騒ぎも起こっていない」とワザとらしく言い放って……
それにこの教室の雰囲気も変!小夜が入ってきても誰も振り向かないなんて!!
優花も双子も鞘総も時真も…まるで人形が並んでいるみたいだ……(汗
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
遂に変化が起こり始めたという感じでしょうか……ホンのチビッとだけですが(ぉ
長閑で平穏で何も変化のない静かな街が、何も変化がない平穏だからこその異質!
この微妙にキモチワルイ空気感を醸し出してこそ、退屈な日常に付き合って来た甲斐があったってもんです(ぉ
前回パン屋の主人をまるで見殺しにしたようだったのに、今回は必死に3人の男を救おうとしておりました。この違いはなんなんでしょうか?
パン屋の主人は意識を乗っ取られたことで古きものと同一と見なされたのでしょうか?今回は逃げ惑い襲われただけだったし。
それとも、小夜自身の精神状態が異なっていたということなのか……どちらかと言えば今回の小夜は人間的だったようにも見えます。
他に何か決定的な理由があるのでしょうかねぇ……
それにしても、やはりこの街の住人は誰一人として信用ならない気がします。
誰も真実を語っていないんじゃないかと……お父さまや文人はもちろんのこと優花や双子、鞘総、香奈子先生、時真でさえも。
それが悪意ある嘘なのか優しい嘘なのか、結果的嘘なのか、立場上の秘密なのか、それぞれさまざまなんでしょうが……
お父さまなんかは小夜の事を大事に思っているのは真実だと思うのだけどね。時真が惹かれているのはハジ的要素かなぁ(ぉ
なんにしろ怪しさ充分な人たちが多すぎますですよ(笑
http://blog.livedoor.jp/rossogatto/archives/4189403.html