
異国迷路のクロワーゼ Partie02:“ Fromage ” 第02話:「 チーズ 」の視聴感想です。
文化。
仕事。
マルシェ。
優しさ。
食事。
二人が美味しいと思える食事を作りたい!
■スタッフ
原作:武田日向/監督:安田賢司/シリーズ構成・音響監督:佐藤順一/脚本:池田眞美子/キャラクターデザイン・総作画監督:井上英紀/美術監督:川口正明/美術設定:ロマン・トマ、ルガル・ヤン、ブリュネ・スタニラス/色彩設定:品地奈々絵/チーフCGIデザイナー:後藤浩幸/撮影監督:岩崎敦(T2studio)/加藤千恵(T2studio)/編集:後藤正浩(REAL-T)/音楽:コーコーヤ/音楽製作:フライングドッグ/音響制作:青二プロダクション/アニメーション制作:サテライト/製作:異国迷路のクロワーゼ製作委員会
■キャスト
湯音:東山奈央/クロード:近藤隆/アリス:悠木碧/オスカー:田中秀幸/カミーユ:矢作紗友里
■OP&ED
OP『世界は踊るよ、君と。』羊毛とおはな / ED『ここからはじまる物語』湯音(東山奈央)
■アバン
ギャルリ・ド・ロアでの湯音の生活が本格的に始まります。

■Aパート
静かに時が流れてますね〜。湯音は今日も礼儀正しく元気です。
オスカー爺さんに付いて、フランスの朝ごはん準備開始!湯を沸かして、並べて、はい終わり!!湯音は出番がなくて涙目(笑
朝から温かい食事という日本式にクロードは興味津々デスカ?
「いただきます」
前回のお辞儀同様に、この言葉にもいろいろな意味が込められてますよね。まぁ感謝という言葉に集約されるだろうけど。
っていうか、フランス式って特になし?神へのお祈りとかしないのかしら??
乾燥したフランスパンは固いものねぇ…湯音にはちと厳しそう。チーズとかは食べなれないとやっぱ……ね。発酵食品ほど食文化の差が出る食べ物もないんじゃないかと(苦笑
そして果敢にも珈琲にまでチャレンジとは……湯音あぐれっしぶ!「美味しい」と言って聞かない湯音が可愛くて仕方がない♪
残してしまったチーズは部屋に持ち帰って再チャレンジ!
残さず食べるのが基本!勿体無いお化けが出ますから!!(ぉ
お残しはいけまへんでぇ〜!(忍術学園食堂のおばちゃん風に(映画も公開だしね(ぉ
湯音の思考に付いていけないクロードくん。
日本紹介雑誌なぞ読んでも理解出来ないだろうなぁ。多分内容の8割方は嘘八百だろうし(マテ
悩めるクロードを余所にオスカー爺さんはお気楽極楽お出かけですぜ(え

好きにしてていいといってもクロードの作業をじっと見ている湯音なのです。
きっとこれが湯音のプロフェッショナルなところなんだと思う。おそらく好奇心だけでなく、クロードの仕事の流れを覚えることで、もっと役に立てるように、クロードがもっと気持ちよく仕事ができる環境を作りたいのだと思う。
まぁ想像でしかないのだけど。クロードはクロードなりに異国に来たことを堪能しろと優しい気遣いを魅せるけど……多分湯音にとってはそんなことよりも大事なことなんだろうね。

つーことで。
クロードが自ら動いてみる。そうすれば湯音も気兼ねなく観光できると思ったんでしょう。
湯音自身それは願ったり叶ったりでしょうね。ただ湯音の中の優先順位の問題なだけで。
日本では見れない光景に湯音感動の連続です!特に目を惹いた建物は『グラン・マガザン』という…所謂デパートなのかな?
クロード的には専門店の敵!ギャルリの敵というわけですか。大型店舗を敵と見るのは今も変わらない個人商店の事情ですね。
って、爺さんデート中かよ!いいわけはいいよ!あんたも好きねぇ(苦笑
そこで、耳寄りの情報が……湯音の着物の買い取り主はブランシュ家!
まさかまさかのグラン・マガザンオーナーだったぁ!!(笑

■Bパート
クロードの『必ず買い戻す!』という決意に、湯音も顔がほころびます。
そして目の前に広がるのはパリの胃袋・マルシェ!人々の生活が此処にある!!
アーティチョーク!マッシュルーム!レーズン!トマト!オニオン!そしてそれは……ジャックオーランタンだね!(マテ
ベーコン購入を半分にしたのは、店の財政を気にしたからか?着物の事を思ったからか??
見るもの触れるものイロイロな初めてで溢れるマルシェ!湯音の好奇心は興味津々!!かぁいいなぁ♪
手引きオルゴールの前で足を止めてしまった湯音。聴くからにはお金を払うべきで……湯音が知らないことのひとつでした。
だから…きっと湯音が紙を断ったのは、自分の無知の所為でクロードにお金を払わせてしまったからだろうね。
クロードはそんなこと気にしていないのだろうけど。二人にはもっともっと交流が必要のようです。
この少年は……あのとき店を覗いてた子だよね?
なるほど…ストリートチルドレンだったのか……見た目艶やかな湯音をどう見ているのか気になるところ。

クロードの仕事の間、夕飯の下ごしらえを頼まれた湯音が嬉しそうですね。
日本と違い一日中下履きを脱ぐ機会のないフランスでは、下駄だと鼻緒で痛くなるかもなぁ。
多少行儀悪くても脱いでしまうのは致し方ないと思う。少なくとも人前でそうしなかったんだから充分だよネ。
夕餉の仕上げはクロードと一緒に!お塩をちょっと足して…美味しいポトフの出来上がり!
仕事を心底楽しんでる湯音が可愛くて仕方ないデスヨ全く♪
オスカー爺さんもフられ手帰ってきて一緒に「いただきます」ですよ。
スープを湯音は……直接いったぁ!スプーンで飲むということを知らないのだから仕方ないけれど。
クロードがまた優しさを見せるけどそれではダメなんですよ。その国での当たり前を知らなければ恥を掻くのは湯音自身であり、それは湯音の主人であるクロードに向く。そんなコトになったら湯音は自分を責めるでしょうね。
食事を終えて、湯音はチーズに挑戦してみる。
……やっぱダメっぽい(笑

翌朝。クロードと一緒にパン屋へゴー!
パン屋の行列には湯音に興味津々なオトコノコ、隣のオンナノコは前回のアバンの娘ですね。
焼きたてパンはほかほかで、ちょっと食べてみると……あまりの美味しさに湯音はホクホクキラキラですよ(笑
戻るとオスカー爺さんの入れてくれた珈琲が……
砂糖タップリのカフェ・オ・レ。湯音も飲める魔法の珈琲でした(笑
そして改めてチーズに挑戦!!
でも……強がってもダメなことは丸分かり。クロードは「ダメならダメでいい」と優しく言ってくれるけど湯音の想いはソコじゃない。
ダメなままだと大好きな二人と同じ「美味しい」が分からない。そのままだと二人が「美味しいと」感じる食事が作れないから……
湯音のプロ意識と生来の真心とが挑戦と克服に後押ししていたんですね。
「いいんだよ。それこそ焦らなくてもいいんだ」
ダメオシに優しさを譲らないクロードに張り詰めていた湯音の心に余裕ができた……かな?

■Cパート
なんと!湯音は梅干持参で渡欧してたんですか?
オスカー爺さんはクセになるほどに食べ慣れているっぽい。
寝惚け眼のクロードは……………一口行ったぁ!逝ったぁ!!(笑
湯音の天然とラップに引っ掛かったようです。これぞ食文化の罠!!(えー

■アイキャッチ&エンドカード
フランスパンと湯音。これは可愛すぎて困る♪
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
今回は主に食文化の違いってのを見せてくれましたね。
湯音のプロフェッショナルな心意気も。奉公人が常識を知らなくては主人が恥を掻きますからね。
そして、食を理解することこそ、同じにすることこそ、家族になる第一歩なんだと思います。
はからずも、湯音のチーズ苦手の対抗に、日本の梅干がクロードを襲ったわけだけど。
これがもし、くさやだったらどうなったんだろう……と恐ろしいことを考えてしまった(ぉ
きっと、ギャルリ・ド・ロア全体への多大な臭気テロとなったことでしょう。きっともう居られないほどに(マテ
それはそれとして。
気になる存在へとなったのがあのストリートチルドレンなオトコノコ。
多分毎回どこかに出てきそう。今後、湯音やクロードにどう絡んでくるんでしょうね。
なんとなく…クロードの弟子になったりして、湯音に惚れちゃったりするのかなぁ(マテ
ということで、今回も湯音が可愛くて仕方なかった30分でした(満足
前回から脱皮して、溌剌しだした湯音がすんごく魅力的でしたね♪
http://blog.livedoor.jp/nylon66/archives/51711691.html