
BLOOD-C #01の視聴感想です。
巫女さん。
天然ドジっ娘。
逢魔ヶ刻。
返り血。
其の光には何かの先が示されているのかも知れない。
■スタッフ
原作:Production I.G ・CLAMP/ストーリー・キャラクター原案:CLAMP/原作監修:藤咲淳一/シリーズ構成:大川七瀬(CLAMP)/脚本:大川七瀬・藤咲淳一/監督:水島努/アニメーションキャラクターデザイン:黄瀬和哉/総作画監督:後藤隆幸/美術監督:小倉宏昌(小倉工房)/コンセプトデザイン:塩谷直義/美術設定:金平和茂(KUSANAGI)/『古きもの』デザイン:篠田知宏/プロップデザイン:幸田直子/色彩設計:境成美/3DCGI:塚本倫基/特殊効果:村上正博/撮影監督:荒井栄児/編集:植松淳一/音響監督:岩浪美和/音響制作:グロービジョン/音楽:佐藤直紀/音楽制作:アニプレックス/アニメーション制作:Production I.G/製作:Project BLOOD-C TV/
■キャスト
更衣小夜:水樹奈々/更衣唯芳:藤原啓治/七原文人:野島健児/網埜優花:浅野真澄/求衛のの・ねね:福圓美里/鞆総逸樹:阿部敦/時真慎一郎:鈴木達央/筒鳥香奈子:宮川美保/

■アバン
人をつくるのはなんだと思う――?
人は“ソレ”に生まれるのか?
人は“ソレ”になっていくのか?
その答えは…………………
とまぁ、イミシンだけどもアリガチな問いで始まりました。

■OP
おぉ!?
なかなかカッコイイ映像ですね。赤(血)と黒(闇)のコントラストに惹き付けられます。
剥がれ行く赤の小夜にドッキドキ。抜刀からの回転切り裂きスタイリッシュ納刀に見惚れるますた。
曲は………………う〜ん…映像に対してパワー不足の感が(ぇー
『spiral』DUSTZ

■Aパート
このBLOODの小夜は神社の巫女のようですね。
小夜が見る“光”とはなんなのか?どうやら巫女であった母の血が色濃く出た能力のようです。
それにしても、父さま大好き顔面強打天然メガネドジっ娘ですか……
しかも巨乳らしく……記号的に狙いすぎでないか?(ぉ

朝食はお隣さんの喫茶店で……自分で作らないのね。料理属性はないっぽい。
登校は……即興作詞作曲!?歌いながらの登校?!くるくる回ってるぅ??
さらにいつもならお人よし属性により手助けして遅刻が常ですか……(汗
見た目キツそうな優花は小夜の保護者的、双子なねね・ののは小夜大好き。
香奈子先生は……ちょっと怪しい感じ。敵味方は別として裏がありそうではある。
名を呼ばれた小夜に過ぎったフラッシュバック(?)はなんだったんでしょうね?
それにしてもだ。
この制服、黒字に赤というのはまだしも鎖のネックレスって……(汗

■Bパート
とりあえず、小夜は色恋沙汰にはめっさ疎いと(苦笑
鞘総逸樹と時真慎一郎は別の意味で小夜を気にしているみたいですね。
小夜が祭事と言っていたけど、時計の振り子や街の雰囲気と相俟って、カウントダウン開始って感じがヒシヒシと。
犬?!わんこなの!?見た瞬間ネコかと思ったよ!!……いや…そこではなくて、鳥居の脇に鎮座というのがスゴク気になるのですけどネ。
八卦に出た『ふるきもの』の到来、父は小夜に『御神刀』を授ける。
「討て……小夜!」
お父さまシブいなぁ。小夜が題す気になるのも分かる樹がするよ(ぇ
小夜、御神刀を手に『お務め』へ……いざ出陣!!

森を抜け広がる湖。夕闇に溶け込むような地蔵。
小夜は、抜刀し、鞘を捨て、祝詞を唱え、湖へと足を踏み入れ、地蔵と対したその時……!!
地蔵が襲い掛かってくるのかよ!てっきり砕け散って封印でも説かれるのかと思ったよ!!(汗
さらに一刀両断!かと思ったら叩き伏せただけだし!起き上がったかと思ったらカマキリだし!!
ゴメン……こう言っちゃなんだけど思わず笑っちゃいました。緊迫感を煽るBGMとのギャップがあまりにも(笑
小夜の人とは思えぬ頑丈さだけが強調された感じですね。美しさでも凄惨さでも哀しみでも苦しみでもなくただそれだけ。なんか拍子抜けだなぁ。
ただひとつ、瞳の変化から『人ではない』ということだけが描かれたっぽいですなぁ。

返り血に塗れ神社に戻った小夜は御神刀から手が離れず……お父さまが優しく語りかけ、手を緩めてくださいましたとさ。
一瞬呪いかと思ったのだけど、初めての戦いだったのかなぁ。いちお緊張や恐怖があったということなんでしょう。
また今度はより強い“光”が脳裏に過ぎって……いったい何を小夜に告げようとしてるのでしょうね。

■ED
いろんな小夜の姿。それはお役目、それは日常、それは孤独、それは決意、それは……という感じでしょうか?
最後に未来を感じさせるような満面の笑みが欲しかったかなぁと思ったり。
曲は水樹奈々のアニメテーマにしては、ちょっとアッサリ気味かなぁと感じました。。
『純潔パラドックス』水樹奈々
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BLOOD THE LAST VAMPIREの系譜ですね。
吸血種と日本刀を手に戦う小夜という少女を描く物語というのは変わらないでしょう。
ちなみにBLOOD THE LAST VAMPIREは見たことなかったりするわけですが(ぉ
でもBLOOD+は好きでしたよ。ハジーーーー!!(マテ
で。
前情報としては、いつものように公式でチラッとあらすじを読んだ程度です。
初回を見た感じだと、基本的に良くも悪くもCLAMPだなぁと感じました(笑
アバンの問いなんて如何にもでしょ。『東京BABYLON』トカ『X』トカ……CLAMPのソレ系に共通するモノな気がしますよ。
神社の巫女というだけで『X』が頭をよぎったり。時実眞一郎なんて封真っぽいなぁトカ、CLAMPに双子は付き物だよねトカ、神主なお父さまは死んじゃうんだろうなトカ(マテ
まぁ小夜は小鳩が性格設定の土台っぽくも感じましたが(笑
他にもいろいろCLAMPキャラの断片を感じるところが多々ありましたけどね。その中で珍しいタイプなのは網埜優香でしょうか。キャラデザ的には猫依護刃をセクシーにした感じですが、性格的にはあまりいなかったタイプじゃないかなぁと。
とうことで、ど〜もBLOODの系譜というよりもCLAMPの一作品というテイストが強いように思えました。
自分の印象なんですが、CLAMPって血なまぐさい作品を描こうとすると、何かしらの理由で未完に終わってしまうことが多いように思うんですよ。だからこそ最後まで自分たちなりの血と暴力のファンタジーを創りあげたいのではないかと。その舞台に何故BLOODを選んだのか……………なぜ?(マテ
CLAMPについてはコレくらいにして(ぉ
今回気になった部分を羅列。
人間と『ふるきもの』の関係。『御神刀』の出自。『小夜』とはなんなのか?“光”は何を示すのか?
まぁ他にもありますが…とりあえずコレくらいでしょう。人間関係はおいおい描かれるでしょうしね。
以下ふと浮かんだ妄想。
小夜のあの身体は実は人形で小夜という人を守る使命を帯びた魂が転生しつづけている。記憶は転生と同時に消滅。だから人助けばっかしてんだな(ぉ
初戦なのに戦えたのは魂の経験による反射。無感情に戦えたのはそのためで、現魂の感情が恐怖と緊張として手に現れた。
お父さま大好きなのは前魂の記憶の残滓。だとするとパパンもフクザツだろうなぁ……恋愛に疎い理由にもなるっしょ?(マテ