レベルE#10の視聴感想です。
ウソ。
転校。
ケンカ。
捜索。
本音。
ひとりぼっちじゃないよ!
■スタッフ
原作:冨樫義博「レベルE」集英社ジャンプコミックス/監督:加藤敏幸/シリーズ構成:花田十輝/キャラクターデザイン/総作画監督:竹田逸子/ビジュアルコンセプト/3Dディレクター:ソエジマヤスフミ/異星人文明デザイン:小林武人/プロップデザイン:中原れい/美術設定:青木 薫/美術監督:小濱俊裕/色彩設計:北沢希実子/撮影監督:石黒晴嗣/3Dモデリング:平 将人・小林武人/編集:廣瀬清志/音楽:梁 邦彦/音響監督:高桑 一/音響効果:北方将実(フィズサウンド)/録音調整:山口貴之/録音助手:川口珠代/音響制作担当:立石弥生/音響制作:神南スタジオ/録音スタジオ:神南スタジオ/プロデューサー:奈良初男(テレビ東京)・萩野 賢・梶田浩司/アニメーションプロデューサー:若松 剛/アニメーション制作:ぴえろ×david production/製作:テレビ東京・ぴえろ/
■キャスト
王子:浪川大輔/クラフト:子安武人/筒井雪隆:細谷佳正/江戸川美歩:明坂聡美/サド:高塚正也/コリン:朝比奈拓見/ナレーション立木文彦/ルナ=ミ=マド・マグラ:中川翔子/
■OP
『コールドフィンガーガール』栗山千明
■ED
『「夢」〜ムゲンノカナタ〜』ViViD(ヴィヴィッド)
■アバン
絶滅危惧種・ツインテールマーメイド。彼女には嘘を吐いてはいけない。
大金を叩き、欲に駆られた男は囁く「可愛がってやる」と…その手にメスを握りながら……
――グォッシュ!
「……うそつき」
■Aパート
女は金のなる木?この男達は約束など守る気もなく、まさに骨の髄までしゃぶりつくす気満々のようですね。
一仕事終えたマーメイドはウソツキの多い地球に呆れ気味のよう。でも男たちの嘘には気づいていないみたい。
ちょっ!青がアメリカに転校?原色戦隊カラーレンジャー崩壊の危機!?(えー
言い出せなかった事実に友情にもヒビが…中でも黄の悲しみが痛い……親父顔のクセに!(ぉ
サクッと青に声を掛ける殺し屋先生は、やっぱ先生が天職だと思うんだ。
ところで『教室に5人揃うとジャンプ』なイベントは解消?クエストクリアかしら?(えー
一人下校する青は血に染まる金髪美女と出会う…あのマーメイドに……
さすが王子に鍛えられだけあって、宇宙人だってコトには驚かない!そんな事よりも怪我だ!怪我!!
でも…治癒能力がある友達とケンカをした事実がジワリと圧し掛かって。
女は怪我など忘れたように『仲直り』を説きます。まるで自分のことのように……
やっぱあんなヤツラと一緒に居たのにはワケがありそうですね。
追憶……
どうやら彼女は自分を犠牲に仲間を守ったようですが……
みんなに会ったら2秒でゴメン!(ぉ
謝罪と助力を請う青の姿に……黄だけは納得してないみたいですね。
で、隠れて5人の様子を気にしてる先生はホントいい先生だよなぁ(笑
しかし、戻ってみると彼女の姿はなく……
問題を蒸し返す黄とその態度が気に食わない白、そして複雑な心境を読んじゃう黒。
そんなケンカ寸前をキレて止める赤。何気にコイツがイチバン危ないかと(笑
優しくて寂しげだった彼女を必死で探すカラレン!白はやっぱり気が多い(苦笑
捜し探して……轟く銃声!?
チャージ変身!原色戦隊カラーレンジャー推参!!
待ってたぞ僕らのヒーロー!カラーレンジャー!!(笑
■Bパート
彼女を狙う男たちの前に立ち塞がるカラーレンジャー!
コイツラは女と同じ星出身の密猟者。ツインテールマーメイドは金になる。
仲間を守るために自分の身を差し出した女を利用してきた男たち。そして今、更なる深い欲が鎌首を擡げて……
まるで出任せな言い訳なのに、彼らを信じる女。それは彼女の能力故、嘘を吐かれると殺してしまうはずだから。
本当に彼らの言葉は真実なのか?甘い言葉は嘘じゃないのか?
彼らの言う『故郷』という言葉に女の足は一歩一歩近付き……望郷の念が心を占めていく!
しかし彼らの顔は、とてもイヤらしい笑みを浮かべていて。
逡巡する青たちを余所に炎が男たちを捉える!どう見てもヤツラは嘘を吐いている!!
なんだかんだとさすがリーダーだ!この思いっきりのよさだけはヒーロー向きかもなっ!(笑
カラレン大活躍!自分達の能力を存分に発揮!!
追い詰められた男は真の姿を現すが……そうですこのヒトがおりました!先生こそっと助太刀ですよ♪
最後は青と黄のユニゾン空手でト・ド・メ!押忍!!
嘘を感知できなかったのは機会で脳波を操作していたから。
星に残してきた仲間達は…もう既に……哀しき銃声が虚しく響き渡る………
「私、独りになっちゃった…ひとりぼっちに、なっちゃった……」
「……ひとりぼっちじゃないよ!」
朝日が昇る砂浜で女を取り囲み手をのばすカラレン達。重なっていく手に生まれる温かさ……
少年達の優しさを胸に女は海に……
服を脱いでいく姿を凝視なお前等ドッキドキだね!(いやん
そして…やっと出た青の本音。駄々っ子ここに誕生!(笑
どうやら父親の転勤は『トップが殺され』大人事異動が始まるということで白紙に。
アバンのアレがろくでなしトップだったようですよ(苦笑
海の中では新しい出逢いが…地球の人魚達にツインテールを褒められて……
正直な地上の友達と新しい海中の仲間たち……ウソツキだらけの地球もまだ捨てたもんじゃない?
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あれ〜?王子がちっとも出なかったぞぉ。
あの悪魔がワンカットも出ないとなると寂しいモノがあるね。いい話だったはずなのに(笑
どうやら王子に毒されて、斜め上のオチじゃないと満足できなくなっているようだ(ぉ
ということで、今回の話は『ウソ』そして『本音』ですね。
イロイロなウソが描かれておりました。快楽の為に、金の為に、寂しさの為に、強がりの為に……
かといって、人は本音だけで生きていくことは難しく……
女は能力の為に騙されていた訳ですが。
ある意味、能力を言い訳に思考を停止していたのだと思います。作中描写からもそのことは窺がえる訳で……
もし、それ以上思考してしまったら…自己犠牲が無駄になるだけでなく、仲間達に起こったであろうことも突きつけられることになる。
そんな恐怖には耐えられなかったのでしょう。ただただ約束が果たされるまで望郷の念だけで耐え忍んで来たはずなのに……
青との…カラレンとの出逢いが、どれほど彼女を救ったでしょう。
海に旅立った彼女の笑顔がそれを物語っていたように思います。きっと彼女は大丈夫さ!(笑
http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51714244.html