君に届け 2ND SEASON＃０９の視聴感想です。
溢れ出す想い。
受け止めた想い。
繋がる想い。
抱き締める想い。
離れ難い想い。
待って！逸らさないで！こっち見て！
↑さぁポチッとな
■スタッフ
原作：椎名軽穂(集英社「別冊マーガレット」連載)／シリーズ構成：金春智子／キャラクターデザイン・総作画監督：柴田由香／小物設定：長谷川ひとみ、佐藤仁実／色彩設計：佐藤真由美、広瀬いづみ／美術監督：竹田悠介、岡本春美／美術設定：加藤 浩・成田偉保・加藤朋則／3D監督：佐藤 敦／特殊効果：村上正博／撮影監督：田中宏侍／編集：今井大介／音響監督：山田知明／音楽：S.E.N.S. Project／副監督：長沼範裕／監督：鏑木ひろ／アニメーション制作：プロダクション I.G／製作著作：日本テレビ／D.N.ドリームパートナーズ、バップ、 集英社、プロダクション I.G／
■キャスト
黒沼爽子：能登麻美子／風早翔太：浪川大輔／矢野あやね：沢城みゆき／吉田千鶴：三瓶由布子／真田龍：中村悠一／胡桃沢梅：平野綾／三浦健人：宮野真守／
■OP
『爽風』タニザワトモフミ（アルバム「日本に落ちてきた男」収録曲）
■ED
『君に届け...』MAY'S
■Aパート
風早くんに伝えたい！風早くんに会いたい！！
ひたすらに爽子が駆けて行くっ！！！
「分かってもらえないことの方が多かったと思う。気持ちを言えない事の方が多かったと思う。
それでもがんばる黒沼が好きだ。俺も諦めたくない……好きなんだ！」
こんなにも爽子のこと分かってるのに、何で誤解に誤解を重ねて擦れ違っちゃったかなぁ。やっぱ風早くんも一介の高校生ということかぁ（苦笑
そんな親友の心の内を聞いて爽子にナイスパスを出した上に余計なことは一切口にしない龍は賞賛に値するね。
一人佇む風早くんがそこにいる。教室の前で、みんなから分けて貰った勇気を胸に意思を持った瞳で見据えて爽子はドアに手を掛ける！
少しだけ開いたドアに気配を感じた風早くん。そこには息を切らし、顔を赤らめ、瞳潤ます爽子の姿が……
ドックン、ドックン……この鼓動はどちらの音か……ゆっくりとそれでいて力強く！
爽子が『気持ちを言葉に！』と意を決したとき、先手を打ったのは風早くん。
イロイロとイッパイイッパイで精一杯気持ちを伝えたくても言葉足らずになっているのは分かるけど！何で『好き』の一言を入れられないかな！かな！かな！？
「違うの！風早くんに愛に来たの！風早くんに言いたいことがあってきたの！」
この叫びには『もう誤解はイヤ』という爽子の気持ちが篭ってるね。で、うちのIMEが勝手に『会いに』を『愛に』と変換したのでそのままで（ぉ
まだ微妙に擦れ違っている、擦れ違いを修正しようとしているこのシーン。
ほんの少しだけ開いているドアを境に遣り取りしているのがまた二人の気持ちを象徴してるよね。
隔ててた扉を少し開いた爽子。ガラス越しとはいえ真正面に風早くんを見据えてる。勇気と臆病の狭間で、それでも何とかしたいという気持ちをすごく感じる。
対して、開いた扉を前にまだ手の届かぬ距離のまま戸惑う風早くん。もう一歩踏み込んでいいのか迷いを感じる微妙な距離。優しさと我が儘の狭間という感じでしょうか。
これまで感じてきた風早くんの想いを爽子なりに丁寧に精一杯伝えていく。
感謝や憧れ、イロイロな気持ち……想いに言葉が詰まっても……ゆっくりと紡いでいく。そして……
「好きなの！！好きなの！好きなの…すきなの……」
とうとう零れ出たイチバン大切なキモチ。たくさんの『好き』が心の奥からどんどん溢れてきて……もうこの想いは止まらない！止められない！止められるはずない！！
爽子が気持ちを伝える間ず〜〜〜っと「ガンバレッガンバレッ！」と応援してしまったよ。「好き」と伝えた瞬間爽子と同時決壊してしまったのはここだけの秘密だ！（号泣
爽子の静止も振り切ってとうとう踏み込んだ風早くん。
開いた扉の前には、涙に濡れ、赤面し、羞恥と喜びと、何処か誇らしげで、なんとも可愛らしい、これまで見たこともないような爽子の姿が！
惚れた女からこんな告白を聞かされ、こんな表情を見せられたら、そりゃ抱き寄せたくなるのは当たり前です。もう愛しさのままに好きなだけ『ぎゅっ』てしてあげてください♪
隔たれていたキモチは乙女の恋する勇気に、またひとつの想いへと昇華しましたとさ♪
その頃……
爽子のことが心配で堪らないやのちんとちづ。そして、何故か風早くんを探しているジョーの姿が（汗
嘘を吐かない龍が笑顔だけでなんとかジョーを誤魔化してる姿がすっげー微笑ましい（笑
かと思えばピンまでもが何故か爽子を捜しているという不穏な事態！ここがやのちんとちづの腕の見せ所！ピンを自由にするなぁ！！
でも…ピンの野生の感を聞いちゃったジョーが教室に目星をつけた！？ヤヴァイぞー！誰かコイツを止めろぉ！！やのちん＆ちづ気付いてー！！（激汗
いやぁもうこの教室は別空間ですなぁ。
BGMと映像効果とで相俟って、ステンドグラスな教会にでもいる感じがします。
もう風早くんは爽子が愛しくて愛しくて堪らないって感じですね。
「何時も一人で頑張って、何とかしてしまう黒沼に、憧れていたのはきっと……俺の方だ」
前回のこの台詞を今の風早くんは改めて痛感しているかもしれません。
一頻り抱き締めて、今度は正面から見詰めて。恥かしがる爽子に風早くんは……（ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
「待って！逸らさないで！こっち見て！
ずっと…ちゃんと黒沼のこと、正面から見れてなかった気がするんだ」
その言葉にギュッとシャツを掴みながら応える爽子。めっさ可愛いよぉ！！
ただ見詰めあう二人……そして風早くんがもう一歩踏み込もうとしたその時！
…………………ジョー！何してくれてんねんっ！！恐らくキミトド史上最高最悪のバッドタイミングだ！！（殺意
冷や水を浴びせられたように我に返った爽子さん。嬉し恥ずかし動揺し捲くり脱兎の如く退去！
風早くん、そこの超天然お邪魔虫を駆除していい。きっと世界中の誰もが許してくれるからっ！！（苦笑
■Bパート
そしてクラス女子が集まったちづんちで内緒の報告会（笑
そっか、あれで想ってることの１０分の１か。でもきっとそれでも十二分に伝わったと思うよ。もうここまで来ればきっと大丈夫さっ！………多分（ぉ
風早くんは言葉でなく態度で示してくれた訳ですが…そんなこと爽子が口にできるはずもなくフッリーズッッ！！（笑
そこにピンが乱入トカ。やのちん＆ちづ的には（他の女子達にとっても）邪魔者でしかないけど、爽子にとっては話題を変える救世主か？（えー
「私…もう下心なしで風早くんの事を見られませ〜〜ん」
仮装行列の相談に来たピンに、よりにもよってまさかの恋愛相談しちゃうテンパリ爽子が乙女過ぎますなぁ。そりゃピンだってこの展開には固まるわ（笑
「あのな…お前は翔太や他の奴らには、下心なんてないなんて思ってんのか？“心”だ！持って当然だ！！」
まったくピンは、普段オチャラケてるくせに一瞬の内に教師の面構えになって、いいこというから憎めないよなぁ。
恋する乙女へのアドバイスはナイスなのに、爽子に依頼した下心はただの賄賂だ！ダメダメだ！！
そして、いいこと言った事に気付いて風早くんにちょっかい出しに行くそれはダメダメダメだぁ！！（笑
ガンバル爽子に優しく応援のやのちんとちづ。ホント力強いなぁ。
ドキドキ。ワクワク。ソワソワ。
吹っ切った恋する乙女の表情はこれまでになく明るいですね。こんなにも晴れやかな爽子を見るのはいつ以来だろう。
爽子は明日を待ち侘びて……
風早くんからのメールにまだ気付かない……
きっと二人にとって素敵な日になることを祈って……
「早く…早く……」「早く……」「「……逢いたい！」」
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
１期以来２期では初めて言っちゃいますかね！
あ…あ……あまずっぺーーーーーーーーーーーーーー！！
どんだけニヤニヤさせれば気が済むんですか！まったく！！そして……
悶える♪
風早くんは、入学式のあの日から笑顔に惹かれ、ずっと心の強さを目の当たりにしてきました。
彼自身が言っていた爽子への抱いていた憧れの『芯の部分』を今回体感したんじゃないだろうか。
風早くんだけが知っていた爽子の『笑顔』は徐々にみんなのモノになっていったけど、今回見せた彼女の魅力は真に『風早くんだけの爽子』だったのだと思う。
そして爽子も、みんなが思っているような聖人君子完璧超人な風早くんではなく、我が儘で自分勝手で下心を見せる『等身大のオトコノコ』を受け入れ理解し一歩一歩踏み込んでいっている。
今回のこの状況、通常であればもうカップル成立といっていいはずですが、この二人の場合そうはならない。
神懸り的な誤解をする二人だけに、誤解の一切ないように、言葉だけでなく、態度だけでもなく、自他共に認めるようなどんな間違いもない最終告白が必要でしょう（えー
やっとバレンタイン以前の二人に巻き戻って……関係が巻き戻った分ゼンマイが巻かれたようにもっと前に前に、誰も文句の言えないような公認カップルになってほしいものです。
んで、今回も神回といっていいんじゃないかと思うのだが如何？（笑
……………あれ？そういえば誰かいない気がするぞ。クラス委員どこ行った？（あ
↑次回視聴感想への気合を下さいな。
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