魔法少女まどか☆マギカ＃０５の視聴感想です。
契約。
笑顔。
幸せ。
不安。
食物連鎖。
どんな罪を背負おうと戦いを続けなきゃならない
↑さぁポチッとな
■スタッフ
原作：Magica Quartet／監督：新房昭之／脚本：虚淵玄(ニトロプラス)／キャラクター原案：蒼樹うめ／キャラクターデザイン：岸田隆宏／シリーズディレクター：宮本幸裕／総作画監督：谷口淳一郎・高橋美香／アクションディレクター：阿部 望・神谷智大／プロダクションデザイン：劇団イヌカレー／レイアウト設計：牧孝雄／美術監督：稲葉邦彦／美術設定：大原盛仁／色彩設計：日比野仁・滝沢いづみ／ビジュアルエフェクト：酒井基／撮影監督：江藤慎一郎／編集：松原理恵／音響監督：鶴岡陽太／音響制作：楽音舎／音楽：梶浦由記／アニメーション制作：シャフト／
■キャスト
鹿目まどか：悠木碧／暁美ほむら：斎藤千和／巴マミ：水橋かおり／美樹さやか：喜多村英梨／キュゥべえ：加藤英美里／
■OP
『コネクト』ClariS
■ED
『Magia』Kalafina
■アバン
赤く染まる街並み…長く伸びる影……願う少女…叶える御使い……
何もかもが不気味で不吉に見えて仕方ないよ！
魔法少女としての契約を執り行う画はまるで性的な儀式のよう。
無垢な少女が神の名の下に処女を散らすかのように見える。その神は本当に神なのか？（汗
■Aパート
どうやら仁美は何も覚えていないようですね。集団幻覚という事になっているらしい。
だけど…さやかがあまりに明るく振舞っているのが逆に痛々しくて……
その様子を離れて見るほむらは思案しているような…まどかは辛そうですね……
河川敷でのまどかとさやか。
さやかは大活躍で舞い上がっているのは本当だろう。友達を守れたこと、街の平和を守れること、その気持ちも本当でしょう。
でも、恐怖や後悔についてはどうだろうか……？
本当の気持ちで真の感情を抑え込んでいるようにも見える。『空元気も元気』の間違った使い方じゃないのかな……（汗
それに“マミの死”についての言葉が、まどかを追い詰めてることに気付いてないみたい。
いや…さやかが無意識の内に抑えこんだ感情が、まどかを魔法少女へと誘っているというところかな。
マミとまどかの会話を知っていたら、間違ってもこんなことは言えなかっただろうに……
そして、さやかは上條くんのお見舞いに。
あぁ〜治ったのは腕だけだったのか。どうせなら悪いとこ全部治しとけば……（ぉ
しかし…本当に上條くんはさやか★マギカ化に関わっていないのかしらねぇ？？？
屋上に上がると両親や医者たちから回復の祝福が。
上條くんが受け取ったヴァイオリンを叩き付けるシーンを一瞬でも想像したのは自分だけですか？そうですか……（ぉ
「マミさん、私の願い……叶ったよ。後悔なんてある訳ない。私、今…最高に幸せだよ！」
上條くんが奏でる演奏に改めて想う幸せ。でも…本当にこの瞬間が最高になってしまいそうに思えて仕方ない（汗
しかもさやかは自分自身にそう言い聞かせているんではないかとも思うんだ。『私の願いは間違ってなんかいない』と……
そんなさやかを観察していた好戦的な杏子さん。
このシーンのキュゥべえを敢えて好意的に受け止めれば、杏子を止めようとしていたようにも聞こえますね。
新人さやかだけでは止められないことは分かっていたからこそ、イレギュラーなほむらのことを話したとも取れる。
もしかしたらキュゥべえは魔法少女の自由意志を阻害することを禁止されているのかもしれないし……
つーても、コレまでの言動からそんな可能性は皆無でしょうけど！
気になるのは契約者とは思えぬ曖昧な返答。
「そうとも言えるし、違うとも言える」
杏子の問いに答えたキュゥべえのこの言葉はどう捉えればいい？
これはほむらとキュゥべえの関係性の大きなヒントになるのでしょうね。
■Bパート
さやかが心配で堪らないまどかはほむらを呼び出したわけですが。
「魔法少女としては致命的ね。
度を越した優しさは甘さに繋がるし、蛮勇は油断になる。
そして、どんな献身にも見返りなんてない。それを弁えていなければ、魔法少女は務まらない。
――だから巴マミは命を落とした」
まどかが上げたさやかの長所は魔法少女としては致命的なモノだった！（えー
さやかとの共闘を願うまどかにほむらは「嘘は吐きたくないし、出来ない約束もしたくない」と真摯に現実を話してお断り。
「一度魔法少女になってしまったら、もう救われる望みなんてない。
あの契約は、たった一つの希望と引き換えに、全てを諦めるってことだから――
……ええ、罪滅ぼしなんて言い訳はしないわ。
私はどんな罪を背負おうと、私の戦いを続けなきゃならない」
何事にも揺るがない決意と覚悟を見せるほむらは、まどかを突き放すように立ち去りましたね。
でも…ほむらちゃんは不器用に優しいから“もしも”のときはきっと駆けつけてくれると思うんだ！
さやかはマミに倣って街のパトロールに……まどかが外で待ち構えておりました。
足手纏いは承知の上で付いて行くと心配する気持ちを不器用に話して。さやかもそんなまどかに不安な本心を打ち明けたりして。
まったく、キュゥべえにとってはまさに渡りに船って展開だねぇ（汗
……って、キュゥべえ！杏子にはほむらの情報を流してコッチには何にもなしかいっ！！（激汗
使い魔の結界を発見！さやかの変身シーン初公開ですね♪
……意外とアッサリ気味だぁ。全身が包帯に巻かれていたようなイメージはどんな意味があるのだろうか？
戦闘はマミのアンリミテッド・マスカット・ワークスに敬意を払うようにサーベルが突き立っておりますが…投擲かよ！実質黒鍵的戦闘かよ！！（えー
そこに乱入者アリ！まるで使い魔を守るようにサーベルを叩き落す縄標！？
結界が解かれたそこにはさやかの咽元に槍を突きつける杏子が！キュゥべえダンマリかよ！！（汗
ここで魔法少女に対する大きな認識の違いがハッキリと示されましたね。
使い魔が人を殺し魔女となってから狩るのが魔法少女という『食物連鎖』に例える現実効率主義の杏子。つか、いつも何かしら食ってるなぁ（汗
人々を守ろうとマミを手本とし『セイギノミカタ』こそ魔法少女だと目指そうとする初心者のさやか。
杏子の武器はなんなんだ！？
縄標かと思ったら槍、かと思ったら多折棍、かと思えば分銅鎖？変幻自在の中距離武器か！？
その実力差圧倒的！新米魔法少女さやかちゃん大ぴーーーんち！それでも立ち上がるそのタフさの秘密は！？
「彼女は癒しの祈りを契約にして魔法少女になったからね。ダメージの回復力は人一倍だ」
……ちょっ！キュゥべえさん？契約にそんな秘密があったんですか！？聞いてないですよ！？（ｷｶﾚﾃﾅｲﾓﾝ（えー
じゃぁ杏子は食べ物関連の願いだったのかしら？ほむらは……時空に関するモノっぽいですよね。
言って分からないなら殺しちゃえっ♪なんて嬉しそうに突っ込んでくるのでしょうかっ！
火事場のクソ力よろしく圧倒的力量差を何とか凌いでいくさやかだけど……さすがにジリ貧だぁ（汗
魔法少女バトルをやめさせる術のないまどかはキュゥべえに哀願するもダメ。この状況を契約に結び付けやがります（汗
限界のさやかに杏子のトドメが！！
迷ってる暇のないまどかが契約を口にしようとしたそのとき！！
颯爽登場ほむら★マギカ！やっぱり来てくれた我らが黒天使ほむらちゃんですよ♪（笑
それにしてもどうやって杏子とさやかの位置をずらして間に降臨した！？
やっぱりほむらちゃんは時空操作能力があるのか？（ﾃﾞﾃﾞﾝ
■予告
イラスト『ゆーぽん』
魔女を倒す為じゃないの？
あの娘は魔女じゃない！魔法少女だよ！！
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
魔法少女の戦いの終わりはないのでしょうかね……？
人の負の感情が魔女を生み出すというのなら、人が滅びたときが終わりってなるのでしょうか……
食物連鎖とは言いえて妙。
魔力浄化に必要なグリーフシードは魔女しかもっていない。なのに人への危害を防ぐ為に使い魔を倒していったら魔力はいずれ枯渇する。魔女は己の魔力補給と魔法少女の魔力を削る為に効率的な方法を取っていると言っていいでしょう。
それに対抗するには杏子の方法が現実的であり効率的でもある。それは結果として、小を殺して大を生かすことに繋がるのだから。まぁこれってセイギノミカタが直面する問題ですよね。
さやかの杏子への激昂は、理想とするマミさんを貶める言動と、薄々その事実に気付いていたからでしょうね。それでもマミさんのような理想の魔法少女を目指したい。願いを叶え夢も希望もなくした魔法少女の最後の理想。美しきかな自己犠牲。
それに、さやかはまどかとマミさんの会話を知らないから、その苦しみも悲しみも超越したように封じ込めていた『理想のマミさん像』を追い求めているのでしょう。そうすることで自分を慰めているのではないだろうかと思えます。
現実に向き合えば、杏子のような姿だったり、マミさんの最後のようになってしまうのだから。
キュゥべえの言っていたほむらのイレギュラー性が気になりますね。
ほむらがキュゥべえを狙ったことやまどかへの忠告は、そこに起因しているのは間違いないでしょうね。
「そうとも言えるし違うとも言える」
やはりコレまでのキュゥべえやほむらの言動を考えるとループ世界説や平行世界説の妥当性を感じますね。また、叶えた願いが魔法少女の能力に影響を与えることからもほむらは時空に関する願いだったのではないかと思えます。
以下妄想（笑
数多に魔法少女の死を見てきたというほむらの言葉の最悪を考えると彼女はもしかしたら始まりの魔法少女なのかもしれないかなぁ…なんて（ぇ
するとまどかはなんなのでしょうか？まさか終わりの魔法少女を担う存在だったりしてのか？
大きな魔法力を内在しているまどかが魔法少女になることは、魔女を産む負の感情を一身に受ける運命になるのかもしれない……トカ。
ほむらは元来そういう立場でだったりして……（えー
キュゥべえは負を一身に背負うほむらを見ていられなくなり、苦しみの分担のために魔法少女を生み出していったのでは？
↑次回視聴感想への気合を下さいな。
http://blog.livedoor.jp/kansaianime/archives/51729700.html
http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51679059.html
