けいおん!!#24最終回の視聴感想です。
ギリギリ。
寄せ書き。
ないしょ。
空元気。
宝物。
天使にふれたよ!
※前期感想は、下記リンクからご覧ください。
⇒此方彼方何方【けいおん!】カテゴリ
■スタッフ
原作:かきふらい(芳文社 「まんがタイムきらら」連載)/監督:山田尚子/シリーズ構成:吉田玲子/キャラクターデザイン:堀口悠紀子/美術:田村せいき/色彩設計:竹田明代/撮影監督:山本倫/楽器設定:高橋博行/アニメーション制作:京都アニメーション
■キャスト
平沢 唯:豊崎愛生/秋山 澪:日笠陽子/田井中 律:佐藤聡美/琴吹 紬:寿 美菜子/中野 梓:竹達彩奈/山中さわ子:真田アサミ/真鍋 和:藤東知夏/平沢 憂:米澤 円
■アバン
どうやら最後の日は待ち合わせての登校らしいく。
ムギが待っていて、りっちゃんが忘れ物を取りに戻って、澪が付き合って、唯がまだ来ていないという“らしい”状況(笑
その唯はというと早く起きたのにギー太を弄っていて遅れたという…全く持って最後まで“らしい”よなぁ……
こんならしさにも思わず寂しさを覚えてしまうのです…そして脚(ぉ
■Aパート
最後の日まで落ち着きのないけいおん部。とりあえず走って間に合った?(笑
それはそれとして相も変わらずクラスメイトとかモブが最後まで可愛いトコ揃いですね〜♪
あずにゃん…卒業生につける花を見つめて……
めっさ寂しそうだよう…そんなあずにゃんの前を駆け抜ける3年生ズ。
「さっすがけいおん部だね。ギリギリで生きている感じ」
純ちゃん!誰が上手いこと言えと(笑
でもあずにゃんは…3年生ズの残滓に気を取られて……ゴッツン!心ここに在らずだなぁ(痛
「大丈夫です。憂から代えのタイツ預かっていますから」
憂恐ろしい娘!姉のことなら全てマルッとお見通し!
ふと、憂も一緒に登校すれば…トカ思ったけど登校時間が違ったんだろうね。
最後まで憂と和に面倒を見てもらう唯でしたと(苦笑
そして…クラスメイトでさわちゃんの寄せ書き作成中か……
後はけいおん部だけなんですね。つーと最後は今は居ない唯ということかっ!(え
「いやぁ無事に終るといいね〜卒業式」
純ちゃん!それ言っちゃダメ!!あずにゃんが真っ青になってるから!!(汗
在校生から花をつけてもらう卒業生の図。
遅れてきた唯につけるのは…あずにゃんじゃないのか……(残念
遠くで談笑する3年生ズを見詰めるあずにゃんが…今にも泣き出しそうで……
そこに突風が吹きぬける!まるで『まだ涙は早いよ』と天の声が言っているようです。
さわちゃんへのサプライズプレゼント寄せ書きは唯が最後。
もって来ちゃった訳だが…見付かっちゃ元も子もなし!気をつけよう!!(笑
式の間中、色紙をどうするのか…まぁ隠しているしかないわけだけど。
さわちゃんに預かってもらうのは持っての他過ぎるわ!(笑
そしてふと…講堂がいつもと違うことで『卒業式』を実感しちゃうのです。
で、始まった卒業式。
けいおん部を始めみんな唯の持つ色紙が気になって式に集中できず!(笑
しかも!さわちゃんも唯に気付いたようで!(ヤヴァイ!
おなかが痛い?何か隠してる?何を?おかし?ギター?まさかトンちゃん!?
……んなわけあるかーーーーーっ!!(笑
そんなさわちゃんに気付いた澪。
伝言ゲームで注意喚起!3年2組臨戦態勢!!(マテ
「さわちゃんが心配してる」⇒「さわちゃんが失敗してる」当然の如く変わってる!!(笑
で、何気に唯に伝言したちょいとワイルドっぽい娘が今更ながらに気になった♪
答辞!和の晴れ舞台だね!!
堂々と読み上げるぜ!
■Bパート
おぉ!コレって初めてだよね!?
みんなで「「「「「けいおん!!」」」」」って言った!
で。
「さわちゃんの失敗」に変化させたのはりっちゃんかっ!やっぱりと言うかなんと言うか(笑
唯が書いた寄せ書きはよりにもよって『さわちゃんお幸せに』って…それはどーだ!?(汗
そんなボケボケしてると背後にさわちゃんがっ!ヤヴァイ!隠せ!誤魔化せ!逃げろ!!(笑
唯もさわちゃんから卒業証書を貰って。なんか感慨深いなぁ……
って、横で気だるそうな姫ちゃんに視線が向くなぁ。唯のお茶目に微笑むのもステキだ♪
さわちゃんがとても担任らしく送る言葉だよ!
愛おしそうに名簿を撫でて、一人ひとりの顔を焼き付けるように見渡して……
「卒業してもみんな元気でね……じゃぁ解散」
そして今こそ渡すとき!風子が立つ!!色紙を持つのは唯だぁ!!
優勝旗変換BGMでさわちゃんに手渡された寄せ書き。唯が『さわちゃん』でなく『山中先生』って言うなんてなぁ……(シミジミ
けいおん史上最高のさわちゃんの笑顔をいただきました!
「私…私こそ、ホントにありがとう!初めての担任がこのクラスでよかった!
卒業してもまた、遊びに来てね!」
「お前らが来るのを待ってるぜ!!」
さわちゃん!?ここに来て本性を曝け出しましたか!?(笑
あずにゃん?ぼけらった!?
純ちゃんはやっぱいい娘だよね。あずにゃんにハッパをかけてジャズ研へ。
憂はこれから家族で唯の卒業パーティーの準備。ちょっと淋しくてもお祝いなのです。
だから……
あずにゃん!ガンバル!ちゃんとお祝いをするのです!!
クラスメイトで記念撮影!けいおん部はやっぱり大人気?
眼鏡ポニテの娘ちょっとおどおどしてるけど可愛いね。
「学園祭とかスゴク…面白かった!」
いやぁ…まぁ……うん、言い得て妙。カッコイイとか上手いとかではないでしょHTTは(笑
さわちゃんは人気者で引っ張りだこ。後で部室で会えると信じて。
和に一緒に帰ろうって言う唯はやはりどこかで寂しさを感じ取っているんだろうなぁ。
上と下に別れて行く二人の図がこれから別々の道を進むことを暗示しているよう。もう和には頼れないってことなんだろうな。
さわちゃんは、誰もいなくなった教室でスッと机を撫でて……
振り向くと生徒たちの落書きで黒板が埋め尽くされていて……
それは全てさわちゃんへの感謝の言葉。もうひとつの寄せ書き。
「……消せないじゃない」
泣いていい!キミは今、思いっきり泣いていいさ!!オンナノコだもの!!
これは撮影保存しか手はないよなぁ。それでも消したくないよなぁ……
あずにゃんも部室にやってきて。
これからのことを心配するりっちゃんを遮って、大丈夫だと捲くし立てるあずにゃん。
その姿がよりいっそう空元気を加速させてるよ…それでも祝福しようと一生懸命で……
「大丈夫」と言ってからは引きの画とか後姿とか見切り画だったりで表情を見せてくれない。
どんな顔をして…どんな気持ちでいるのかをスゴク想像を掻き立てる……
次に見れるのが手紙を渡し終わった後の照れてる表情。想いを摩り替えた姿だよね。
でも…それも……
『卒業証書』という現実を認識させるモノを目にした瞬間、抑え付けていた想いが溢れ出して……
「……そつぎょうしないでください。
……もう部室片付けなくても…お茶ばっかり飲んでいても…叱らないから
……そつぎょうしないで」
泣いていい!泣いていいよ!!もうみんな纏めて泣いてしまえ!!
そりゃ泣くさ!泣くよ!泣くとも!泣かないでかっ!みんなみんな泣いていいんだ!!
頑張って。頑張って。頑張り続けたあずにゃんにご褒美だ。
3年生ズが1年のときの写真+あずにゃんの写真切り貼り。
更に桜の押し花。これって3年になったとき拾ったアレかな。
「花びら5枚。アタシ達みたいだね。あずにゃん」
どんどん美味しいところを持っていく唯。ダメオシに澪まで。3年生ズが用意していたモノそれは……
――天使にふれたよ!
いつ作ったの!?いつ練習したの!?トカ思うのは野暮ってもんだね!!
今はただあずにゃんのためのあずにゃんだけのこの曲をめいいっぱい楽しもう♪
唯が歌って、続いて澪、そしてりっちゃんやムギにまでソロパートがあって。
梓のために唯、澪、律、紬が歌うたったひとつの曲――
ねぇ 想い出のカケラに名前をつけて保存するなら『宝物』がピッタリだね
響く曲の中…学校中で涙と笑顔が交差する……
大きな祝福とほんの少しの寂しさをない交ぜにして……
梓のための曲をさわちゃんが『宝物』を見詰めるように聞いていたりして、ドキッとさせられた。
そこに和がやって来るものだから…二人とも唯とけいおん部に深く関わっていたからなぁ……
「あんまり上手くないですね」
そういえば、唯が律・澪・紬の演奏を初めて聴いたときも同じ感想でしたね。
やはり梓がイチバン影響を受けているのは唯ということなのかな(苦笑
そしてそこにさわちゃんと和が入ってきて。
梓も加わって改めて放課後ティータイムの演奏が始まります。
――放課後ティータイムはいつまでも放課後です!
┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛
とうとう最終回を迎えたけいおんです。
まぁ番外編はありますが。
なんというか、改めてけいおん部の絆の強さというものを見せられたなぁという感じですね。
これまで、ずーっと自分の中の寂しさに蓋をして元気イッパイでがんばってきたあずにゃん。
その寂しさを卒業が近付くにつれどんどんと実感していって、バレンタインにはいっぱいイッパイになってました。
それでも、頑張ってがんばって空元気を押し通してきたわけですが……やはり抑えていた想いは溢れてしまいました。
そんなあずにゃんのことを気に掛けていた3年生ズ。
新入部員勧誘失敗に関してはずーっと心残りだったのでしょう。だからといって今更下級生をゲットできるはずもなく。
ワイワイガヤガヤとすればするほどあずにゃんには楽しさと同時に寂しさも与えてしまう訳で。
あずにゃんの抑えつけていた寂しさは、バレンタインのときハッキリとカタチとして3年生ズも理解したのだと思います。
そのときからでしょうか…あずにゃんのための曲を創り始めたのは……
その歌詞は、まさにあずにゃんと過ごしてきた日々を歌い上げたものだと思います。
そして、これからの関係性を想い描いたたったひとつの梓へのプレゼント。
きっとそれぞれがどんな道を歩もうともいつまでも『仲間』でありつづけるでしょうね。
とまぁ梓とのことをつらつらと書きましたが。
個人的には、さわちゃんにも注目したいですね。
初担任、しかも3年生を受け持つというのはとても大変な1年だったと思います。
でも、いろいろなことがありながら1年が経ち、色紙と黒板の寄せ書き、巣立っていく初めての教え子たちの笑顔、そして手のかかったであろうけいおん部の4人……すべてが報われたどころか逆に大きな贈り物を貰えたような日だったのではないでしょうか?
それは大きな喜びであるはずですが、教師として担任として過ごす以上、一方で大きな寂しさを抱えることになります。
自分自身は学校に残り続け、雛たちの成長を見守りながら、見送ることしか出来ないわけですから……
でもそんな寂しさを吹き飛ばすほどのステキな想い出を生徒たちと創り上げられることを切に願う次第です。
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