鋼の錬金術師 #56の視聴感想です。
一騎当千。
電光石火。
疾風迅雷。
最強の眼。
最強の盾
定まらぬ情勢の行く末は……
※50話以前の感想は下記リンクからご覧ください。
⇒此方彼方何方【鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST】カテゴリ
■スタッフ
原作:荒川弘(掲載 月刊「少年ガンガン」スクウェア・エニックス刊)/監督:入江泰浩/シリーズ構成:大野木寛/キャラクターデザイン:菅野宏紀/美術デザイン:金平和茂/美術監督:佐藤豪志/背景:草薙/色彩設計:中尾総子/錬成陣デザイン:荒牧伸志/音楽:千住明/音響監督:三間雅文/アニメーション制作:ボンズ/製作:鋼の錬金術師製作委員会
■キャスト
エドワード・エルリック:朴璐美/アルフォンス・エルリック:釘宮理恵/ウィンリィ・ロックベル:高本めぐみ/ロイ・マスタング:三木眞一郎/リザ・ホークアイ:折笠富美子/アレックス・ルイ・アームストロング:内海賢二/マース・ヒューズ:藤原啓治/ジャン・ハボック:うえだゆうじ/ハイマンス・ブレダ:佐藤美一/ケイン・フュリー:柿原徹也/ヴァトー・ファルマン:浜田賢二/マリア・ロス:名塚佳織/キング・ブラッドレイ:柴田秀勝/スカー:三宅健太/ラスト:井上喜久子/グラトニー:白鳥哲/エンヴィー:高山みなみ/ゾルフ・J・キンブリー:吉野裕行/オリヴィエ・ミラ・アームストロング:沢海陽子/マイルズ:中井和哉/バッカニア:大友龍三郎/他
■簡易(とは言えない)感想
気になっていたホーエンハイムの『俺たち』という言葉は、やはり賢者の石となったクセルクセスの荒ぶる魂たちのことでした。
その数53万6329人!魂一人ひとりと対話をし、その怒り、その悲しみ、その憤り、その……共に戦う意思!!
これは確かに、フラスコの中の小人が決して行うことのない行動ですね。
で、人間の皮を破ったヤツを一気にを追い詰めたかと思いましたが……
なかなかどうして、相手も進化していたよう。皮を自ら脱ぎ去ったこと、天井の目といい…もしかしてここは既にヤツの腹の中ということでしょうか!?
一方地上では、帰還したブラッドレイの圧倒的戦闘力が!
「自分の城に入るのに裏口から入らねばならぬ理由があるのかね?」
もうここからはブラッドレイ無双ですね!前を塞ぐモノ全てを斬り裂き貫く!!一瞬の内に正門を潜り抜けバッカニア隊の前に!!
ブラッドレイを相手にバッカニアもファルマンもよく頑張ったと思う。この蛮勇が意地がもう一人のホムンクルスを動かしたのだから。
グリードは恐らく1対1で対面するつもりでいたのではないかと思う。
でも、恐怖に慄きながらも、力の差をまざまざと見せ付けながらも、決して退かぬ者たちが強欲を刺激したかな?
しかし、両目を開放したブラッドレイは想像以上の戦闘力を発揮!最強の眼と最強の盾の結末や如何に!!
そして…幾度も斬られ貫かれながらも剣を奪ったバッカニアは充分すぎる働きをしたと思う!
更に駆けつけたフー爺さんがブラッドレイに対しどう行動するのか……
目の前にいるのは最愛の孫娘を隻腕にした張本人。ロイと同じように修羅の入口に立ってしまうのか……
フー爺さんに限って憎しみに支配されることはないと思うのだけど。さて。
さて。ブラッドレイの帰還によって情勢はまた逆に流れ始めた訳ですね。
活気付く中央兵士たち、逆に追い詰められるマスタング隊。夫人を使い大総統の威光を利用していたことが裏目に出ています。
さらに現場の中央兵は不死の軍団のことなんぞ何も知らないわけで…近衛隊長らしき人も知らない感じでしたしね。
しかし、そういった情報も徐々に外に漏れ出しているわけです。大総統の正体や軍上層部の目的が漏洩するのも時間の問題かもしれませんね。
こういった部分まで夫人の耳に入ったとき、彼女はどういった決断をするのでしょう……ホント知らないこととはいえ微妙な立場ですよね。
そういえば。
原作の方はガンガン6月号で次号最終回の告知されたそうですね。
アニメスタッフの方にもそのネームが届いたようですし。
当初の推測された予定通り原作・アニメ同時終了となりそうですね。
■アイキャッチ
キング・ブラッドレイとグリード。